春日部桐たんす

他の木材に比べて軽い、熱を通しにくい、水が浸透しにくい、伸縮が少ない、といった特徴を持つ桐の木。
その特徴を活かした桐たんすは、木目の美しさと湿気を通しにくい、虫がつきにくい、
熱を通しにくく防湿性に富んでいるなどの理由から、家財を守る耐久性の高い家具として、
古くより親から子、子から孫へ代々受け継ぎ親しまれるたんすでした。
今の時代においても、日本の気候に適応するための高い機能性を兼ね備えた家具であり、衣服収納の「最上級」と称されます。

間取りや収納物に合わせたサイズなど、用途や目的に合わせて細やかに対応いたします。
既存製品を元にして金具変更のセミオーダーも可能です。
熟練の職人が一棹ずつ手造りで製作するため、完成までは約2ヶ月～3ヶ月ほどお時間をいただきます。

洋家具、堅木のたんすは再塗装は可能なのですが、木地から完全に修理することはまず不可能です。
それに比べて桐たんすは、削り直しを施すことで綺麗に蘇らせることができるのが最大の特徴です。
表面の汚れを洗い、削り直しをすると元の木肌が現れます。塗装を施し、新しい金具をつければ新品同様の輝きに。
きちんと職人の手で手造りされた桐たんすは、再生を繰り返し、代々受け継いで、100年使えると言われています。
修理・メンテナンスも家具のカネトクにお任せください。

修理事例はこちら